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今日から日本酒を

「日本酒っておいしい!」 日本人はもちろん、海外から来る人達を日本酒好きにするのが趣味です。ただ飲むだけでなく、造り手の想い、拘り、合わせると抜群にうまい料理を提案したいです。知れば知るほど深い日本酒を、みんなにも伝えたい。よく飲み、よく学べ。日本酒と向き合う日々を描きたいと思います。

SAKE2020Projectセミナーに参加してきました

こんばんはTakuです。

八海山の雪室貯蔵酒がうまいです^^

 

 

さてSAKE2020Project主催のセミナーに参加してきました。

 

また変な飲み会に参加してると思われた方。

 

スマイル日本酒みたいなやつじゃないですよ←失礼

新橋の福島日本酒まつりでもありません←テツandトモが安定すぎたw

 

 

えー超まじめなセミナーでございます。

 

内容としては、「酒蔵ツーリズム」や「SAKEガイド」に第一線で取り組んでいるプレイヤーの講演・パネルディスカッションを通じて事例や実態を知り、日本酒の未来の可能性を考えていく、というものでした。

 

基調講演は世界最大規模のワインコンペティション(IWC)に日本酒部門創設した、酒サムライの平出淑恵(ひらいで としえ)さん。

 

セミナー開催場所は寺でした。菩薩が神々しい。

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パネラーでは、フリーアナウンサーとして活躍する傍ら、日本の食や和酒の魅力発信を積極的に行い、大切さ、楽しみ方を伝えている、あおい 有紀さん。

 

日本の国外から日本の魅力を発信し続ける旅行会社Inside Japan ToursのTylerさんなど。

 

そうそうたるメンバーで開催されました。

 

もちろん参加された方々も、飲食店、酒造団体関係射者ばかりで、「お名刺2枚頂戴します」なんて言われた日にはちょっとビビってました笑

 

 

ですが内容としてはそんな難しいことではなく、正面から日本酒に向き合っている方々が日本酒の現状を踏まえつつ、今やっていること・今後やろうとしていることを話してくれました。

 

まず冒頭、平出さんから厳しい日本酒の現状を話しています。

 

日本酒ブームなんて言われていますが、果たして本当なのか。

日本酒の輸出量は確かに増加していますが、国内での日本酒の総生産量に占める輸出量は2%。主力というにはまだまだ足りていません。

 

2014年のデータ(JETRO)によると、日本酒の輸出額は約110億円、対してフランスワインの輸出額は約8,000億円、スコッチウイスキーは約5,000億円と、同じ「國酒」としてはフランス・英国に大きく後れをとっているといえるでしょう。

 

また日本酒の輸出先は米国が30%を占めダントツですが、米国内での酒類消費量における日本酒のシェアは0.1%にとどまっており、メディアが騒ぐほど実情は厳しいといえます。

平出さんの資料がネット上にありましたので、下記に挙げておきます。

http://www.nrib.go.jp/kou/pdf/51kou06.pdf

 

 

この数字をみても日本酒は人気といえるでしょうか。残念ながらこれが実情です。

 

いくらスパークリング日本酒や獺祭、九平次パリのレストランで人気を博しているといっても、それだけでは日本酒業界はもちません。

 

少子化による人口減少は待ったなし、日本国内だけでは立ち行かない現状、海外進出は必至ですが、日本酒の海外事情はみてのとおりです。

 

何か打開策はないのか…ここで平出さんが打開策をうちました。

 

海外の日本酒市場開拓に、

「海外に既にあるワインビジネスネットワークを日本酒に活用できないか」

 

 

なるほど、ワインと日本酒は同じ醸造酒ゆえ、製造も似通った部分があります。食事とのマリアージュも然り。

 

以前、母国でワイン学校に通っているフランス人の友人が日本に来た際、初めて日本酒を飲んでもらったのですが、さわやかな味わい、ワインにはない香りに驚いていました。こんなsakeはフランスでは飲んだことがない、と。

 

ワインと日本酒は相性が良いのかもしれません。

同時にワインマーケット内の人材・商流にのせるのは非常に理にかなった方法と思います。

 

その後、IWC(International wine challenge)と連携し、日本酒部門を創設。

日本酒は従来、鑑評会など国内での評価が主でしたが、世界に発信するチャンスを得ています。

 

さらに2012年には前民主党政権で「國酒プロジェクト」が発足し、現安倍政権に代わってもその取り組みは続けられ、各省庁が日本酒を支援できる仕組みが出来上がりました。

 

そして流れは酒蔵ツアーや各所で見られるような日本酒イベント、KURANDのような日本酒スタートアップ企業の台頭となっているのですね。

 

いまや日本ソムリエ協会でも日本酒の知識を求められているとのこと。そのうち日本酒の利き酒師でもワインの知識やテイスティングが求められるかもしれませんね。

いや、ワインの商流に乗っかるなんて言っていたからソムリエ協会とタッグを組むのか…でもソムリエ協会の方がでかいだろうから、運営とかまるごと呑み込まれるのだろうか笑

 

日本酒の人気が本当か否かはこれからの取り組みにかかってきそうです。

 

まだまだ未知のマーケット。何かできるチャンスはありそうですね。

 

 

酒蔵ツアーを企画する㈱アンカーマンの和田さんや、前述のTylerさんのツアー中で喜ばれたことも大変興味のある内容でしたので、

 

それはまた後で書きたいと思います。

 

最後に懇親会の写真でものっけときますね笑

 

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それでは今日はここで。

今日も日本酒を♪